あらすじ
恋人に貯金を騙しとられた挙句ゲイバレして仕事をやめ、安アパートに引っ越した友春。安いのには訳があり、そこは霊障の起こる問題物件だった。隣に住む超絶美形のホラー小説家・御影は平然と霊に対処していて頼りになるが、そもそも怪異は御影に取り憑いている霊「夢子」が起こしていた。夢子に乗っ取られそうで何年も熟睡していないという御影がなぜか友春の傍では眠れるらしく、毎夜御影の寝顔を見守るうち…?
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書籍情報
出版社:新書館
掲載誌・レーベル:ディアプラス文庫
電子版発売日:2020年01月17日
紙の本の発売:2019年12月10日
※1作目「良き隣人のための怪異指南」
購入:ひかりTVブック/コミックシーモア
『君が好きだよ。俺のこと、もっと特別にしてほしい』
初めての恋、初めての恋人に浮かれて。
騙され、奪われ...出会った、“手放したくない恋”。
『君がいないと息もできない』
⋆孤独なホラー小説家xお人好し求職者⋆
手を掴み、手を引き、2人でずっと。
感想
続篇が出ていたので、感想を残せていなかった1作目の読み返しから。
いや~...ちょっと?結構?怖い部分もあって、とっても面白かったです♩
友春くんが引っ越しをしなければならなくなった理由は何とも気の毒で、会社を辞めることにあった元凶にはイラッとしたけど。
それらがあったからこそ出会えた御影さんがとっても素敵なので結果オーライ。
約1年で10人も住人が変わる訳ありアパートで、
様々な怪異に驚かされちょっとずつ馴染み。
ずっと心に残っていた「思い」とも決別できたことで、踏み出せた一歩。
「夢子」との闘いの中で縮まる距離、
「夢子」のサポートで強くなった絆。
そんな、「夢子」がキューピットになった
2人の馴れ初めが書かれた1作目
「良き隣人のための怪異指南」と。
恋に不慣れな2人が怪異に引っ掻き回されながらも
“他人を信じる努力”をして、
無事ルームシェア先を決めるまでのアレコレが書かれた2作目
「悩める小説家のための怪異デート」。
一見飄々としていてしっかりしている御影さんの寂しがり屋で悲観的な部分を、御影さんに愛されたことで強くなった友春くんが包み込む...支え合い、互いを必要とする2人の関係がすごく好きでした♡
この先もきっとあらゆる怪異と出会っていくであろう2人の同棲篇もいつか読めますように。
まとめ
・GJ浮遊霊
・昨日の怨霊は今日の守護霊
・二人で歩む道
最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥
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